近鉄電車の「らくらくコーナー」
2009年3月に阪神なんば線が開通し、近鉄電車が神戸市内に来るようになりました。直通してくる電車のうち、近鉄の車両の一部のシートに「らくらくコーナー」という工夫がされています。
近鉄電車の車内。ドアの左右2席(対面も含めて計4席)には、左右両側に肘掛けがついています。ロングシートの両端には元々手すりがあるので、この4席に座れば体の両側に手すりがあることになり、席の立ち座りが楽にできます。
揺れる車内で立ち上がりにくいのは、高齢者や障害者だけではないはず。そう考えると誰にでも便利な工夫だと感じます。
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